小諸市民会館で開かれたニール・スミス氏の講演の演題は「校庭に緑の芝生を」。
「日本を好きだから、建設的な批判をします」と前置きがありました。
・・・・・・・・
世界中のこどもは同じ、でも日本のこどもだけが土の上で遊んでいる。
日本のこどもの基礎体力が落ちた。今は横ばい。でもそれはこれ以上悪くならないまで落ちているから。
基礎体力を高めるためには今の状況を変えないとダメ。
芝生にすれば基礎体力も能力も付いてくる。筋肉も付く。
スポーツの意味・・・日本語の場合は、鍛錬とか競争
英語の場合は、遊び。
「万全の体制で熱中症を防ごう」と指導している日本。
その前にそんな状況にこどもを置かない国が多い。
土の上でサッカーやラクビーをやっている日本人だから、日本人はコンクリートの上で柔道が出来ると思う。
・・・・・・・・・・
校庭芝生化のために私たちが何度も何度も訴えていること。
☆芝生と雑草は同じ。芝も芝草。雑草はそこにあると邪魔になるもの。
☆芝刈り機のタイプ。
☆芝刈りの頻度。
☆プールの水道代は約年間2,000,000円。どこの行政も問題にしない。一年中児童が利用する校庭芝生への散水代はプールの水道代より遙かに少ないのに問題にされる。
☆芝生が傷むことは児童が利用している結果。
☆日本は緑が多い。飛行機で上空から見ると緑の中にある土の広場が学校の庭。
☆教職員の負担軽減のために全自動散水装置が必要。
☆表面勾配1%
☆失敗例は作りたくない。 等々
これらのことを、今日ニール・スミス氏もおっしゃっていました。
こどもの笑顔はすばらしい。
「たかが芝生」芝生がそんな存在になって欲しい。
鳥取から日帰りで講演にいらしてくださり、気持ちのいいお話をありがとうございました。
でも冬に雪が少なく氷点下の日が続き晴天の日も続き乾燥するこの地にティフトン芝は大丈夫でしょうか?
校庭の使用頻度を考えると、この地にティフトン芝は心配です。